きれいな商品写真とは…

「商品写真」の良し悪しは、その商品の「落札価格」に、とても影響してくると思います。すくなくとも、わたしは「写真がヘタ」な出品者からは、モノは買いません。わたしは「洋服」をたまにオークションで購入するのですが、「人が着ているところ」の写真を掲載してくれていると、やっぱり「実際自分が着た感じ」が想像しやすいと思います。その次に、想像しやすいのは、「マネキンが着ている」写真でしょう。

ハンガーやトルソー(顔のないボディーだけのマネキンみたいなモノです)に、服を着せている写真も、まあまあわかりやすいのですが、ハンガーでは、どうしても人間の立体感がわからないので、微妙な感じです。一番困るのは「床に置いただけ」の写真です。とくに床に置いてさらに「角度が付いている写真」は、服のバランスがものすごくわかりずらく、困ってしまいます(汗)。皆さんたいがい「平置き」で測ったサイズを、載せてくれているのですが、これも直感的に大きさや、ウエストの絞り加減みたいな「その服のバランス」がわかりにくいものです。

モデルさんが着用し、すこし動きのある写真だと、そういった服のバランスが、一番伝わりやすくなります。もうひとつ、写真を撮る上で重要になってくるのが、「光」です。商品写真には、とにかく美しいライティングが大切になります。ちゃんと光を2方向以上からまわすことで、商品に「影」が出来ず、全体が均一な写真に仕上がります。べたっとしないように、光の量を加減することで、「質感」も生まれます。布地や皮の表面の光沢などは、サイズや色、形と同じくらい「商品の特徴」となるので、この「質感」がどれだけちゃんと表現されているか、どれだけツヤ感や毛並みなどが、きれいに表現されているかで、「良い商品」に見えるかどうかが変わってきます。影を強く付けたり、あえて野外で撮影するなど、「雰囲気重視」の写真よりも、「ユニクロ」や「アップル」の商品写真のようなシンプルで、わかりやすい写真の方が、「モノそのもの」をうつくしく引き立てる気がします。